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2022年9月8日に死去したエリザベス2世について、記憶に残るものの一つといえば、ウェールズが原産の小型犬種、コーギーをこよなく愛したことだろう。イギリスで最も長く君臨した君主のファンたちは、女王をたたえるため、コーギーたちのパレードを企画している。
10月9日(日)、女王の死去の日から1カ月と1日後に、愛犬家やコーギー愛好家、王室ファンなどが、「肉球を持つ友達たちの行列」でエリザベス2世への敬意を表する。
コーギーの飼い主で王室研究家のアガサ・クレレ・ギルバーがこのイベントを企画。愛犬のラフスとともにパレードに参加するという。彼女はメトロ紙に、「女王陛下の生涯を祝うために、バッキンガム宮殿やそのほかの王室の屋敷(ウィンザー、サンドリンガム、バルモラル)でのコーギーの集まりを準備しています。彼女は天国へ行き、自身が愛した全てのコーギーと再び出会っているでしょう。彼女のご冥福をお祈りします」と語っている。
女王の生前に開催された最後のコーギー犬パレードは、6月に行われた女王の在位70周年を記念する「プラチナ・ジュビリー」に合わせたものだった。
1933年に女王が初めて飼ったコーギーは、「ドゥーキー」という名の子犬だった。彼女はそれ以来、この犬種の熱烈な愛好家であり、70年にわたる在位期間中、しばしば「毛で覆われたの友達」と一緒にいるところを目撃されている。
彼女は、96年の生涯で30頭以上のコーギーを飼った。その多くは彼女自身が繁殖させたものだという。妹のマーガレット王女が飼っていたダックスフンドのピプキンの助けを借りて、コーギーとダックスフンドの交配種であるドーギーを生み出したことでも知られている。
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