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南アフリカ発祥の地として「マザーシティ」の愛称を持つ港町ケープタウンに、「タイムアウトマーケット」が2023年11月17日にオープンした。ケープタウンは貿易港としての歴史的な背景から、アフリカ、ヨーロッパ、アジアからの影響を受けた、豊かな食文化でも知られている。
そんな、アフリカ初となるマーケットに、このエリアで最も素晴らしい食が、ひとつ屋根の下に集結した。
ところで、タイムアウトマーケットとは、編集者がキュレーションした食と文化を体験できる世界初のスペースで、その都市の最も優れたシェフやレストラン、ユニークな文化体験が集結するフードマーケット。リスボンやニューヨーク、ボストン、モントリオール、シカゴ、ドバイなど、世界中の都市でオープンしており、日本にも2025年に開催される大阪・関西万博に先駆けて「タイムアウトマーケット大阪(Time Out Market Osaka)」がオープンする予定だ。
今回オープンした「タイムアウトマーケットケープタウン」は、海辺のにぎやかで美しい観光スポット「V&Aウォーターフロント」に位置。マーケット内には、ライブパフォーマンス用のステージのほか、約750席の広々とした飲食・多目的スペースも用意する。
革新的なシェフと経営者による13のレストランが集結し、ミシュラン二つ星の金沢にある料亭「銭屋(ぜにや)」2代目主人の高木慎一朗とピーター・テンペルホフ(Peter Tempelhoff )によるモダンな寿司店「Sushiya」や、2022年にケープタウンにオープンしたばかりのラーメン店「Ramenhead」など、日本食人気がうかがえる店も入居する。
そのほか、創作カクテルを提供する「Dry Dock Bar」や、クラフトビールが楽しめる「Pumphouse Bar」など、4つのユニークなバーにも注目したい。
日本からは遠い南アフリカの地だが、もし訪れるチャンスがあるならば美しい港町ですてきな時間を過ごしてほしい。
本記事は「Time Out Market Cape Town is open!」「A brand-new Time Out Market has opened in this seaside city today」を参照して編集
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