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ニューヨークのクイーンズにアジアをテーマにしたフードホールが登場

アジアの熱狂を再現、ビアガーデンも併設

Shaye Weaver
テキスト:
Shaye Weaver
翻訳::
Time Out Tokyo Editors
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2022年夏、ニューヨークのクイーンズ区フラッシングに、アジア各都市のにぎやかなナイトマーケットからヒントを得た、巨大なフードホールとビアガーデンが誕生する。

サイバーパンクとオーガニックかつインダストリアルなスタイルを融合させたこの新ヴェニューがオープンするのは、フラッシングにある巨大な複合施設であるTangramの一画。同施設には店舗、高級住宅タワー、オフィスタワー、ルネッサンスニューヨークフラッシングホテル、リーガルシネマによる最新式の4DX映画館などが入居している。

Tangram food hall
Rendering: courtesy of Tangram

フードホールの出店ラインアップは、国際色豊かでユニーク。Na Tart、Cruncheese、Qing Shu、Zaab Zaab、Da Wei Mei Shiなどが出店する予定だ。

レンダリング画像を見る限り、デザインを担当したBHDM Designのトップであるダン・マザリーニがシンガポール、香港、北京、台北を広く旅した際に見たというアジアにおけるナイトライフのシーン、そしてNetflixのドキュメンタリー番組『ミッドナイトアジア: 食べて・踊って・夢を見て』での街の雰囲気が、見事に踏襲されているように思える。

マザリーニはプレスリリースで、「アジアユニークでダイナミックなエネルギー、つまり人やモノ、風景、匂いの『熱狂』に驚き、マーケットがそこにいる人々により動的に、照明や看板によって視覚的に活性化していることに衝撃を受けました」と述べている。

フードホールの裏には、「Hoi Polloi」(ギリシャ語で「民衆」の意)と名付けられたビアガーデンがオープンする。ここには複数のバーがあり、地ビールを含む24種類のタップビールのほか、ミクソロジストが作るキュレーションカクテルが楽しめる。

Tangram Beer Garden Hoi Polloi
Rendering: courtesy of Tangram

また、音楽ライブ向けのサウンドシステム、ゲーム用小部屋、プライベートパーティースペースも完備。屋外には40人まで収容できるテラスがあり、そこからは近隣の景色を眺めることができるという。

オープン日などの情報は、TangramのInstagramをフォローし、アップデートされるのを待とう。

原文はこちら

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