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東京から7店選出、2023年度「アジアのベストレストラン」が発表

フォーシーズンズホテル丸の内 東京の「セザン」が2位に

Emma Steen
テキスト:
Emma Steen
Former writer, Time Out Tokyo
Sézanne
Photo: Four Seasons MarunouchiSézanne
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ミシュランガイド東京2023」で東京のレストランは200の星を獲得したばかりだが、アジアで最も素晴らしいレストランを決定する「アジアのベストレストラン50」が、シンガポールで3月28日に発表された。同リストは300人以上の食の専門家が過去18カ月以内に実際に訪れたレストランに投票し、順位を決めるもの。日本からは10店舗のレストランが選出し、そのうち7店舗は東京のレストランだった。

1位を獲得したのは、バンコクの「ル ドゥ」。タイ料理に伝統的なフランス料理の視点を取り入れた、モダンな料理の数々を提供する同店は、「アジアのベストレストラン50」の常連店だ。僅差で2位にランクインしたのは「フォーシーズンズホテル丸の内 東京」の7階にある「セザン」。総料理長のダニエル・カルバートが腕を振るって提供する、オリジナリティーあふれるフランス料理が味わえる。

Florilège | Time Out Tokyo
Photo: Florilège

3位は「ル ドゥ」の姉妹店「ヌサラー」で、2022年は1位だった長谷川在佑がシェフを務める東京の「傳(でん)」は4位に順位を落とした。7位の「フロリレージュ」は、オーナーシェフの川手寛康がシェフらの投票による「イネディット・ダム社 シェフズ・チョイス賞」を受賞している。

10年連続選出されている「ナリサワ」は10位。12位には広尾の中華料理店、「茶禅華(サゼンカ)」がランクイン。昨年13位だった生井祐介のフレンチレストラン「オード」は、20位につけた。さらに、持続可能なガストロノミーへの取り組みが評価された「レフェルヴェソンス」は44位に再登場し、シェフの生江史伸が「アイコン賞」を受賞している。

トップ50に入ってた日本のレストランは以下の通りだ。

東京 

セザン(2位)、 (4位)、フロリレージュ(7位)、ナリサワ(10位)、茶禅華(12位)、オーデ(20位)、レフェルヴェソンス(44位)

大阪

ラシーム(8位)

和歌山

ヴィラアイーダ(14位)

京都

チェンチ(32位)

全リストの詳細は、アジアのベストレストラン50の公式ウェブサイトから確認してほしい。

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