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7頭の「クマさん」が働くカフェが原宿にオープン

「禁断スイーツシリーズ」などのフードメニューにも注目

Youka Nagase
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Youka Nagase
Former editorial assistant at Time Out Tokyo
Anakuma Cafe
Photo: Kisa Toyoshima
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原宿は「カワイイ」をテーマにしたレストランやカフェ、ショップにあふれている。2022年10月にオープンしたばかりの「アナクマカフェ」は、個性豊かな7頭の「クマさん」が働くという、ユニークなコンセプトのテイクアウト専門カフェ。注文すると、壁の穴から毛むくじゃらのクマの手が伸びてきて、ドリンクやフードを手渡ししてくれる。

Anakuma Cafe
Photo: Kisa Toyoshima

カフェがあるのは、原宿駅から徒歩3分のロケーション。森に見立てた鮮やかなグリーンのファサードが目印だ。メニューはブラックコーヒーやフラペチーノなどのドリンクや、無添加のドーナツなどこだわりのスイーツをそろえる。王道メニューの「ANAKUMA COFFEE」は、厳選された鮮度の良い豆を使ったブレンドコーヒー。環境保全を推進するため、豆はフェアトレードで調達している。

Anakuma Cafe
Photo: Kisa Toyoshima

一般的なものより一回り大きい「クマサイズ」のカヌレや、背徳の味わいをテーマにした「禁断スイーツシリーズ」などのフードメニューにも注目だ。真っ赤な見た目が目を引く「KINDAN NO MI」は、11月から加わる新メニュー。「クマ界で採取される希少な果実」をテーマにしたスイーツだという。実際にどんな味なのかは、店舗を訪れて試してみよう。

ANAKUMA CAFE
画像提供:ANAKUMA CAFE

アナクマカフェの営業時間は11時〜19時まで。公式ウェブサイトでは、どのクマさんが働いているのかのシフトを公開中なので、気になるスタッフがいたら会いに行ってみよう。

Anakuma Cafe
Photo: Kisa Toyoshima

アナクマカフェのようなシステムを設けるもう一つのカフェが、大阪にある「クマの手カフェ」だ。同店で働くのは、梅田にある「メンタルサポート総合学園」に通う生徒たち。うつ病やひきこもりなどの障がいのある生徒たちの雇用を促進しており、彼らが完全非接触型のシステムを使いながら働くことが、社会復帰への一歩になっているという。

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