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北京オリンピック2022が開幕、注目競技や選手を紹介

4回転半がキーとなる羽生結弦、最年少メダリストを予感させる村瀬心椛など

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Time Out Tokyo Editors
Yuzuru Hanyu
Photo: Iurii Osadchi/ShutterstockYuzuru Hanyu at the Sochi 2014 Winter Olympics
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東京五輪からおよそ半年、2022年2月4日に『北京オリンピック2022』が開会式を迎えた。東京同様、良くも悪くも話題に事欠かない大会となりそうだが、今回は2月20日(日)の閉会式までに冬季大会歴代最多の109種目が開催予定。本記事では、日本選手の活躍が期待できる注目の競技を紹介する。

フィギュアスケート

フィギュアスケートでは、国民的人気を誇る羽生結弦(はにゅう・ゆづる)はもちろん、急成長を遂げている鍵山優真(かぎやま・ゆうま)や初登場となる河辺愛菜(かわべ・まな)らに注目だ。

羽生は8日(火)の男子ショートプログラムで3連覇が期待されるほか、10日(木)には鍵山や宇野昌磨(うの・しょうま)、アメリカで世界選手権3連覇のネイサン・チェンらとともに金メダル争いを繰り広げる。羽生が、4回転半を実現できるかも見逃せないポイントだ。

スピードスケート

フィギュアと並んで金メダル有力候補に日本がノミネートされている種目が、スピードスケートだ。特に、日本選手団主将の高木美帆(たかぎ・みほ)は世界記録保持者であり、7日(月)の女子1500メートルでは金メダルの最有力候補とされる。

12日(土)のスピードスケート男子500メートルでも新浜立也(しんはま・たつや)村上右磨(むらかみ・ゆうま)らが金メダルを目指している。獲得すれば、1998年の長野オリンピック以来の快挙になるだろう。

スノーボード

この種目で最近目覚ましい活躍をしているのが、鬼塚雅(おにつか・みやび)と村瀬心椛(むらせ・ここも)。ともに6日(日)のスノーボード女子スロープスタイル決勝、15日(火)のビッグエア決勝に進むと予想される。

鬼塚は、2018年の平昌オリンピックではメダルを獲得できなかったが、2021年の世界選手権で大技『キャブダブルコーク1260』を成功させて日本勢初の銅メダルを獲得した。

一方、現在17歳の村瀬もワールドカップで2021年、2022年と2連続優勝を果たしており、今回もメダルを獲得して冬季五輪の日本人女子選手最年少メダリストとなることが期待されている。

ノルディックスキー

この種目で最も注目したいのが、9日(木)に出場するノルディック複合男子ノーマルヒルに登場する渡部暁斗(わたべ・あきと)だ。渡部は、2014年のソチオリンピックと2018年の平昌オリンピック、いずれも銀メダルに終わってきた。今大会で金メダルに届くか注目される。

スキージャンプ

5日の女子ノーマルヒル決勝では、高梨沙羅(たかなし・さら)が登場。高梨は2018年の平昌オリンピックで銅メダルを獲得しており、2度目の五輪表彰台がかかっている。6日(日)には同じく男子ノーマルヒル決勝で、小林陵侑(こばやし・りょうゆう)が参加。小林はスキージャンプ週間で過去2度の優勝経験があり、今回も金メダルが期待される。

新種目

今回の大会では新たに追加される種目も見ておきたい。国際オリンピック委員会(IOC)は今大会に際して、新たにノルディックスキージャンプ混合団体、スピードスケートのショートトラック混合リレー、ボブスレー女子1人乗りなど7つの種目を追加した。

このうち、2月7日に行われるノルディックスキージャンプ混合団体は、日本から小林や高梨、岩渕香里(いわぶち・かおり)らを擁するチームが参加する。初の種目でメダル獲得となるかもしれない。しっかり目に焼き付けよう。

選手のプロフィールや詳細な日程などは公式ウェブサイトからチェックしてほしい。

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