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熱々の鍋やおでんは、屋外で食べるからこそ一層おいしさが際立つ。冷たい空気と鍋から立ち上る湯気が絶妙にマッチし、体が温まるだけでなく、食べる楽しさも倍増するはずだ。ここでは、全国各地のおでんと日本酒が楽しめる「おでん&地酒フェス」や、新鮮なカキを使った牡蠣鍋が無料で提供される「広島ふるさと祭り」など、冬の魅力を存分に感じさせてくれるフードイベントを紹介する。
酒処 鍋小屋
日本各地の鍋や地酒などが堪能できる冬の恒例イベントが「横浜赤レンガ倉庫」で開催。2025年は、昭和改元から100周年の節目を迎える年であることから、テーマを「昭和」にして開催される。
今年は18種類の「ご当地鍋」に加え、ユネスコ無形文化遺産にも登録された伝統的な製法の日本酒を100種類以上用意。宮城県の「痛風鍋」や秋田県の「きりたんぽ鍋」など、贅沢なご当地鍋が味わえる。
会場には「あんこ横丁」と題して、日本文化に欠かせないあんこを使ったスイーツを楽しめるエリアや、「スナ女®」として知られる五十嵐真由子がプロデュースしたスナック体験ブースが初登場。会期中は、横浜や野毛で実際にスナックを営むママさんたちが日替わりで登場し、本物のスナック体験が楽しめる。
そのほか、こたつに入りながら熱々の鍋を作る体験ができる「作る鍋エリア」も登場。懐かしい看板や赤ちょうちんといった昭和レトロな演出の中、心も体も温まるひとときを過ごせるはずだ。
※1月18日〜2月2日/平日 12〜21時、土・日曜 11〜21時(L.O.は終了の30分前まで)/横浜赤レンガ倉庫/入場は無料
おでん&地酒フェス
上野恩賜公園の竹の台広場で、全国各地のおでんと日本酒が楽しめるイベントが開催。地元の味を堪能しながら、温かいひとときを過ごせる恒例イベントだ。
青森からは、津軽味噌とすりおろしたショウガを合わせた「青森おでん」が登場。雪国ならではの一品で、田舎の懐かしい味が楽しめる。だしに使う「いりこ」が生み出す、深みのあるコクが特徴の香川県の「讃岐おでん」や、もちもちした食感のすいとん団子とだしの味わいが絶妙に絡み合う「信州のすいとんおでん」なども見逃せない。
地酒はサケバー☆ギンザ☆(SAKEBAR☆GINZA☆)や「木花之醸造所」などがえりすぐりの日本酒を提供するほか、遠野麦酒ズモナ(ZUMONA)のクラフトビール、「三祐酒場」の「元祖焼酎ハイボール」などの酒も味わえる。2025年1月18日(土)と19日(日)には伝統芸能やライブパフォーマンス、ダンスなどのステージイベントも開催されるので、家族連れでも訪れてほしい。
※1月16日〜19日/16・17日 12〜21時、18日 10〜21時、19日 10〜20時/上野恩賜公園/入場は無料
広島ふるさと祭り
広島県各地のグルメが一堂に集結するイベントが開催。お好み焼きやカキのほか、「尾道ラーメン」や「呉海自カレー」など、広島ならではの味が楽しめる。注目は、直径2メートルの巨大鍋で作られた「牡蠣汁」だ。瀬戸内産のカキ4万個を贅沢に煮込んだ牡蠣汁が毎日、先着200人に無料で振る舞われる。
また、「日本三大酒処」とされる東広島市西条から、人気の50銘柄の日本酒を揃えた「利き酒コーナー」を用意。チケット制(2,000円)で、広島の豊かな酒文化を堪能できる。広島ゆかりのゲストが登場するステージイベントなども開催され、一日を通して広島の文化を感じられるだろう。
※1月10〜13日/10日 11時〜17時30分、11〜13日 10時〜17時30分/上野恩賜公園/入場は無料
やきいも友の会
サツマイモを中心としたグルメが楽しめるイベントが「錦糸公園」で開催。会場では冬の名物でもある品種別の「焼き芋」の食べ比べができるほか、「イモ」というキーワードを中心にしたさまざまな料理が提供される。
味わえるのはポテトフライやじゃがバターのほか、芋焼酎の熱燗(あつかん)といったメニューの数々。イモを愛する人々と焼き芋専門店や飲食店が織り成す、おいしい出合いがあふれるイベントだ。
※1月18日/10時~16時/錦糸公園/入場は無料
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