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接客業は、営業時間の短縮やアルコールの提供禁止など新型コロナウイルス感染症対策によって、大きな負担を強いられてきた。しかし規制が緩和された現在、こうしたパンデミックに直面しても耐え抜いてきたローカルなバーは、これまで以上に生き生きと輝き始めている。
コロナ禍から世界が徐々に回復していく中、バー文化の復活を記念するために『アジアのベストバー50(Asia's 50 Best Bars)』は3年ぶりに対面での授賞式を開催。今回は日本から6店が選出、そのうち4つが東京の店舗だった。
第5位に選ばれたのは、新宿にある、鹿山博康による薬屋のような趣のバー ベンフィディック(Bar Benfiddich)。同店は、レミーマルタン・レジェンド・オブ・ザ・リスト賞も受賞している。
ほかにも、奈良のランプバー(Lamp Bar)は、2021年の62位から20位へと飛躍的なランクアップを果たした。すぐ後の22位には、2021年に『世界のベストバー50』に選ばれた東京のバー2店の一つ、ザ・エスジー・クラブ(The SG Club)がつけている。
ノミネートの常連である恵比寿のバー トレンチ(Bar TRENCH)は、25位に返り咲き、同じく東京のメメントモリ(Memento Mori)は2021年の99位から41位へと順位を上げた。
そして、47位には、京都からビーズ ニーズ(BEE’S KNEES)がランクイン。同店は、過去にも3回『アジアのベストバー50』に選出されており、妥当な結果といえるだろう。
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