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1月も、世界各国の文化やグルメが楽しめる国際フェスティバルが開催される。アジア圏の旧正月は、1月や2月にあたる重要なイベント。代々木公園ではベトナムの旧正月「テト」を祝うイベントが開催され、上野恩賜公園ではパンダをテーマにした中国の春節祭が祝われる。「新宿 伊勢丹」で開催中の麻婆豆腐に特化したグルメイベントで、ピリッと刺激的な体験をしてみるのもいいかもしれない。
異国の祝祭ムードを満喫し、心躍るひとときを過ごしてみよう。
ベトナムテト祭り
ベトナムの旧暦での正月「テト」を祝うイベントが開催。同フェスティバルは、日本人と在日ベトナム人がベトナム旧正月の文化を通じて交流し、多様な価値観を広め新たな文化を生み出すことを目指している。
会場には、ベトナム料理を代表する「バインミー」や「フォー」を販売する屋台が並び、ダナン発祥の麺料理「ミークアン」なども味わえる。ステージでは、伝統舞踊やベトナム民族楽器などの演奏が披露され、一日を通してベトナムの文化を満喫できる。
※1月25〜26日(日)10~18時/代々木公園/入場は無料
ウエノデ.パンダ春節祭
中国の旧正月「春節」を祝うイベントが上野恩賜公園で開催。「上野動物園」で生まれたパンダ、シャンシャンとその両親シンシンとリーリーは現在中国・四川省で暮らしており、春節祭では「上野熊猫家族」の中国での様子を撮影した写真展を行う。写真は、ブログ「毎日パンダ」で知られるカメラマンの高氏貴博が撮影したものだ。
会場には本場中国の春節料理が味わえる飲食ブースが並ぶほか、上野公園ならではの屋台グルメも堪能できる。ステージではアイドルや「アニソン」、民族舞踊などのパフォーマンスを展開。終始、春節ならではのにぎやかな雰囲気が楽しめる。
※1月31日〜2月2日 11~19時/上野恩賜公園/入場は無料
新宿麻婆豆腐百貨店
麻婆豆腐に特化したグルメイベントが、「伊勢丹 新宿店」の食料品フロアで開催。2回目の今回は全9ブランドが参加し、一般的な麻婆豆腐から高級食材を使った特別な一品までが揃う。全てのブランドが実演販売を実施し、イートインスペースを併設。その場で出来立たての麻婆豆腐を食べ比べて楽しめる。
「赤坂四川飯店」の「牛筋麻婆豆腐~牛アキレス腱入り麻婆豆腐~」は、トロトロの牛すじ肉が入った贅沢な一品。丁寧に煮込まれた味わい深さが特徴だ。ミシュランスターシェフの澤田州平が手がける「サワダ飯店」では、うまみと辛さ、しびれが絶妙なバランスで、本格中華料理に日本の食文化を取り入れた「サワダ流麻婆豆腐」を提供する。
そのほか、大阪・つくばの四川料理店「麻辣十食」による「格之進金格ハンバーグと麻辣十食オリジナル麻婆豆腐」や、初出店の「株式会社マーボードウフ」による「頂天ホルモン麻婆豆腐」などの進化系麻婆豆腐も楽しめる。
※1月15日〜21日 10〜20時/伊勢丹 新宿店/入場は無料
オール・トゥギャザー・フェスティバル
外国人との共生社会を目指し、毎年1月に開催されるイベント。多文化体験を通じて世界への視野を広げ、日本の魅力を再発見する機会を提供する。
イベント当日は、共生社会について学べるさまざまなプログラムやワークショップを展開。お笑い芸人「レギュラー」による「やさしい日本語」をテーマにしたトークショーや、子どもが好きな国をファッションと音楽で表現する体験ワークショップ、世界のスポーツの体験コーナーなどの多彩なプログラムに参加ができる。
世界の音楽が楽しめるライブステージでは、トリニダード・トバゴ共和国のスティールパンを使った演奏や、西アフリカの伝統的なドラムリズムが鳴り響くアフリカンパフォーマンスが、会場を陽気な雰囲気に包み込む。
会場には10カ国以上の料理が楽しめるフードコーナーや、世界のコーヒーを試飲できるブースも設置。食べたり踊ったりしながら異文化を楽しみ、日本社会の多様性について考えるきっかけを作ってみては。
※1月19日 10〜16時/東京国際交流館/入場は無料
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