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4月の東京近郊は、個性あふれる祭りが盛りだくさん。男根が担がれるあの有名な奇祭「かなまら祭」から、赤羽の街を賑やかに染める「赤羽馬鹿祭り」まで、ユニークなイベントが目白押しだ。春の訪れとともに、まだ見ぬ街を歩く良い機会になるだろう。

かなまら祭
毎年、4月の第1日曜日に開催される伝統の奇祭「かなまら祭」。江戸時代、川崎宿の飯盛女たちが性病除けや商売繁盛の願掛けを行ったことに端を発し、行われるようになった。
子孫繁栄や安産、縁結び、夫婦和合などの利益があるといわれている。祭りの見どころは、2025年4月6日(日)11時30分からの「神輿渡御(みこしとぎょ)」。男根の張形が納められた「かなまら大神輿」や、ピンク色の「エリザベス神輿」などが街を練り歩く。
※4月5〜6日 時間はイベントにより異なる/若宮八幡宮/観覧は無料

照姫まつり
室町時代の石神井城主・豊島泰経とその娘の照姫の伝説にちなんだ祭り。毎年4月に、練馬区の石神井公園周辺で開催される。
最大の見どころは、厳しいオーディションで選出された「三役」と呼ばれる「照姫」「豊島泰経」「奥方」の輿(こし)を中心に、華やかな時代装束に身を包んだ約100人が練り歩く「照姫行列」だ。行列は公園から駅前まで商店街を往復し、龍神を先頭に男女の武者や重臣、姫たち、花拍子、巫女(みこ)舞姫、稚児童姫など、さまざまな衣装が続く。行列や舞台演技の出演者も、区民から一般公募で選ばれている。
石神井公園内には地元グルメなどが楽しめる屋台が出店。石神井公園商店街でも、飲食店が外にブースを出して、香ばしい匂いを立ち昇らせる。
地域の伝統と活気を感じられる貴重な機会に、足を運んでみては。
※4月20日 10時〜15時30分/石神井公園/入場は無料

赤羽馬鹿祭り
赤羽で毎年4月に開催される伝統的な祭り。地元の商店主たちが「赤羽の地にも住民の祭りを」という思いから1950年代に始めたもので、初回開催日がエイプリルフールであったことから「赤羽馬鹿祭り」と名付けられた。毎年、数十万人の来場者が訪れる北区最大級のイベントだ。
開催地は、赤羽公園や赤羽駅周辺。音楽パレードやステージイベントのほか、フリーマーケットや多くの模擬店が出店する。見どころは、赤羽馬鹿祭りの代名詞ともいえる「馬鹿踊りパレード」。馬鹿踊りとは、「馬鹿になって楽しむ」精神から名付けられた踊りで、振り付けも型もなく、思い思いに踊るのが特徴だ。
パレードには著名人や区長も参加することで知られ、地元の小学生やさまざまな団体が工夫を凝らした仮装や踊りで赤羽の街を盛り上げる。地元の人たちと一緒に、思い切って馬鹿踊りを踊ってみよう。
※4月26〜27日 開催時間は後日発表/赤羽駅周辺/入場は無料

はむら花と水のまつり
「はむら花と水のまつり」は、多摩川の堤防沿いの桜を楽しむ「さくらまつり」と、約35万球のチューリップが鑑賞できる「チューリップまつり」を合わせた祭り。期間中は、会場となる「水上公園」と「親水公園」に展望デッキが設置され、桜やチューリップ、草花丘陵の芽吹きを一望できる。
チューリップが最も美しく咲き誇る時期は、4月上旬から中旬ごろ。園内には地元グルメを味わえる模擬店が並ぶほか、ミニチュア水車の展示や、足湯などが楽しめる。4月中旬には、地元の園児たちが手作りしたこいのぼりが空を泳ぎ、花々とともにのんびりとした光景が広がる。
祭りのハイライトの一つは、2025年4月13日(日)に行われる「神輿の川入れ」だ。稲荷神社の神輿が多摩川を渡る姿は非常に勇壮で、多くの観光客がその光景を見に訪れる。
羽村の自然の中で、地域の伝統や文化を感じてほしい。
※4月15日まで 10〜17時(神輿の川入れは11時〜)/根がらみ前水田周辺/入場は無料
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