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東京、3月に行くべきクラブイベント4選

ロンドンのフェスティバル「GALA」の10周年ツアーやSBTRKTの来日公演など

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Hanako Suga
WOMB
WOMB
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3月も、クラブミュージック好きなら見逃せないイベントが目白押しだ。ドイツの伝説的クラブ「ロバート ジョンソン(Robert Johnson)」の25周年ツアーには、長年にわたり欧州のアンダーグラウンドシーンを支えてきたATAが来日。「CIRCUS TOKYO」では、UKベースの鬼才SBTRKTのライブセットが繰り広げられる。春の到来とともに、熱狂のダンスフロアへ飛び込もう。

SBTRKT
CIRCUS TOKYOSBTRKT

CIRCUS LIVE presents SBTRKT

ロンドンを拠点に活動するUKエレクトロニックミュージックの重鎮、SBTRKTが「CIRCUS TOKYO」に登場。ダブステップ全盛期の2010年代に頭角を現し、多彩なジャンルを融合させた独自の音楽スタイルで知られる彼は、これまでにM.I.A.やレディオヘッド、ゴリラズなどのリミックスを手がけてきた。

2023年には、約9年ぶりとなるアルバム『THE RAT ROAD』をリリース。以来、2024年に行われた「ゼロトウキョウ(ZEROTOKYO)」のカウントダウンパーティーにも出演するなど、本格的にクラブシーンにカムバックしている。

ゲストには、日本のダブステップシーンを牽引(けんいん)し、独自のサウンドを追求し続けるGOTH-TRADの出演が決定。重厚なベースと唯一無二の音世界が、SBTRKTとの共演でさらなる深みを増す。

ロンドンと東京が誇るベースシーンが交差する、特別な夜を体感してほしい。

※3月11日 20時〜/CIRCUS TOKYO/料金は前売り4,000円、当日5,000円

WOMB
Photo: WOMB「TEN YEARS OF GALA TOKYO」

Ten Years of GALA Tokyo

ロンドンのダンスミュージックフェスティバル「GALA」が、2025年で10周年を迎える。この節目を記念して、ワールドツアーを敢行中だ。

東京公演は、「WOMB」での開催が決定。GALAと音楽的に共鳴する「Rainbow Disco Club」(以下RDC)が本公演をサポートする。ヘッドライナーには唯一無二の存在である、ジョン・タラボット(John Talabot)が登場し、貴重なハウスセットを披露。そのほか、ハウスミュージックのパイオニア、Soichi TeradaやRDCレジデントのKikiorixが出演し、祝祭ムードを盛り上げる。

4階にはNTS Radioで長年レギュラーを務めるDJ兼イラストレーターのAnu、そしてDJデュオの404 Erosがロンドンから来日し、B2Bを展開。国内からはMayurashkaと、Itouの出演が決定した。

1階のラインアップは、今年のRDCへの出演が決まっているFULLHOUSEがキュレーション。SAMOをはじめ、r1ku、YUVIE、mileZが出演し、ヒップホップからベース、トランス、ハウスなどジャンルの垣根を超えた最前線のサウンドを繰り広げる。

時代に左右されず色あせることない音楽と向き合い続け、独自のコミュニティーを形成してきたGALAの、ポジティブなエネルギーを東京で体感してほしい。

※3月14日 23時〜27時30分/WOMB料金は前売り3,000円、当日4,000円、23歳以下2,500円

Robert Johnson 25th Anniversary Japan Tour
画像提供:Spotify O-EAST「Robert Johnson 25th Anniversary Japan Tour」

Robert Johnson 25th Anniversary Japan Tour

ドイツ・フランクフルトにあるクラブ、「ロバート ジョンソン (Robert Johnson)」の、25周年ツアーの東京公演が「Spotify O-EAST」と「東間屋」で開催される。

同クラブはフランクフルト近郊の街、オッフェンバッハのマイン川沿いに1999年にオープンしたキャパシティー250人のヴェニュー。卓越したサウンドシステム、音楽プログラムに対する完璧なセンス、そして進化し続ける意志によって、ヨーロッパのエレクトロニックミュージックシーンにおける最重要スポットの一つとしての地位を確立している。

ゲストには、ロバート・ジョンソン ではオープン時から一流DJをブッキングし、若手育成にも尽力してきたATAが登場。名門レーベル「Playhouse」の創設者であり、1980年代後期から活動を続ける彼のストイックなマラソンセットは、ロバート・ジョンソンの神髄といえる。

国内からは、ロバート ジョンソンへの出演も果たしたMOODMAN、2022年からMOODMANと「条件反射」を共催するMINODAがラインアップ。「東間屋」には、okadada、akie、Manaha、CELTERが登場する。

ヨーロッパのハウスミュージックならではの魅力を、存分に味わってほしい。

※3月28日 22時〜/Spotify O-EAST/料金は前売り2,500円、当日3,500円、25歳以下2,000円

WAIFU
画像提供:WAIFU

WAIFU 

「ジェンダー、セクシュアリティ、人種、年齢などにかかわらず、オープンで他者と寄り添う気持ちのあるさまざまな人が安心して楽しめるセーファースペース」をテーマに、2019年に始まったパーティー「WAIFU」。今回は、ベルリンからDJ Fuckoffを招聘(しょうへい)する。

DJ Fuckoffはシカゴハウス、エレクトロ、ハードグルーヴ、ヒップホップに影響を受けたパワフルなトラックと、大胆でポジティブなスタイルで話題沸騰中のDJだ。ベルリンの女性やクィアDJをサポートする「Femme Bass Mafia」では、次世代プロデューサーを育成するなど、シーンの未来を担う重要な存在でもある。

また、東京のシーンからは7e、Ascalypso、FrEaKyNoRiKyが登場。クリエーティブかつ、エネルギッシュなセットを展開する。

参加の際にはWAIFUが掲げるポリシーを守り、参加者が互いを尊重し、楽しく安全な時間を過ごせるように協力してほしい。

※3月29日 22〜29時/R LOUNGE/料金は3,000円

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