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東京、6月8・9日に開催される祭り3選

築地、浅草橋、赤坂で熱狂する

Lim Chee Wah
Hisato Hayashi
編集:
Lim Chee Wah
翻訳::
Hisato Hayashi
写真提供:台東区 鳥越祭り 鳥越神社
写真提供:台東区 鳥越祭り 鳥越神社Torigoe Matsuri
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気づけばもう下半期。アジサイの開花が始まり、半袖で過ごす季節がやって来た。夏の東京は最も活気のある時期の一つであり、さまざまな地域で夏を満喫するための祭りが開催される。

偶然にも今週末は、東京の3つの地区で大規模な祭りが行われる。華やかなみこしや縁日など、見るだけでもわくわくすること間違いなしだ。江戸時代までさかのぼる歴史的な祭りに参加して、夏を迎える準備をしよう。

※開催時間は各行事により異なるため、公式情報をチェックしてほしい

Sanno Matsuri
Photo: Chiyoda City Tourism Association

赤坂:山王祭

江戸三大祭りの筆頭であり、日本三大祭の一つにも数えられる山王祭が、6月中、10日間にわたって開催される。

祭りのスタートは、2024年6月7日に行われる「神幸祭巡幸路」。王朝装束をまとった500人もの華やかな行列が、色とりどりのみこしや山車とともに練り歩く。皇居や東京駅、銀座など、東京名所を巡るルートだ。

期間中は、子どもたちが装束に身を包んで神様の恵みを受ける「稚児行列」や、ちょうちんと和太鼓が情緒たっぷりの「納涼大会 盆踊り」など、バラエティーに富んださまざまな行事が執り行われる。東京和菓子協会の技術者が「菓子司」として神前で和菓子を作り奉納する「山王嘉祥祭」なども注目だ。

江戸時代から脈々と受け継がれる伝統の祭りを体感しよう。

Namiyoke Shrine
Photo: Namiyoke ShrineTsukiji Lion Dance Festival

築地:つきじ獅子祭

「つきじ獅子祭」で3年に1度だけ盛大に行われる「本祭り」が開催。築地場外市場の端にある「波除稲荷神社」の周囲で、3日間にわたり開催される。

7日11時からは「鎮花祭」(疫病除け・百合の花神事)、18時から「宵宮祭」に参加できるほか、8日(土)には「江戸里神楽奉納」(石森社中)が鑑賞できる。

メインは、9日(日)の「渡御祭・千貫宮神輿ご巡行」。一連のみこしが、その名を冠した獅子舞とともに街を練り歩く。

巡行は、波除稲荷神社で9時に始まり15時30分に終了。ルートと各チェックポイントの到着時間はマップを確認しておこう。

写真提供:台東区 鳥越祭り 鳥越神社
写真提供:台東区

浅草橋:鳥越祭

東京都内随一、4トンにも及ぶ重さを誇る、巨大なみこしの伝統的な祭り。2024年6月9日(日)の7時から21時まで、このみこしを氏子各町が引き継ぎながらかつぐ。渡御列の先頭には、猿田彦(てんぐ)や手古舞連、五色の旗がはためく華やかな様子を見ることができる。

8日(土)には、地元町会のみこしも登場。期間中は、通り沿いに出店する屋台も見逃せない。

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