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渋谷カウントダウン実行委員会は、2023年の年越しカウントダウンを中止することを発表した。来場者の増加が予想されるため、安全に配慮した決定となった。
夏以降、渋谷の来場者数は急増し、カウントダウンのような大規模イベントの運営に懸念が生じている。渋谷駅前のシンボルである交差点で行われる同イベントは、大勢の人が集まるため、安全な環境を維持するのが難しくなってきたのが理由である。
混雑による事故のリスクを軽減するため、渋谷区は年末年始の警備を強化している。さらに、スクランブル交差点を囲む大型デジタルスクリーンの運営会社と連携し、通常の広告やディスプレーは12月31日(日)の23時で終了することに。
また、渋谷区は「迷惑行為ゼロ」を掲げ、31日18時から2024年1月1日午前5時まで、渋谷駅周辺での路上飲酒を禁止する。渋谷区は、キオスクやコンビニエンスストア、小売店に対し、この期間中のアルコール飲料の販売を自粛するよう呼びかけている。
この決定は、新型コロナウイルスによって続いていた中止を反映したものである。象徴的な年越しの場所である渋谷スクランブル交差点は、2016年から2019年にかけて毎年10万人以上の参加者を集め、東京で最も新年を祝うスポットの一つとなっていた。
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