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この2、3年、我々は明らかな理由から、気を落とさないでいることが難しくなっている。しかしある国では、この大変な時代にもかかわらず、幸せはごく自然にやってくるようだ。
美しい北極圏の風景、森の恵みを採集して楽しむ伝統、屋外での水泳やサウナへのこだわり……。フィンランドといえば、こうした特色が多い浮かぶ。ある種の空想的な夢の国ともいえるこの北欧の小国が、国連の『世界幸福度報告2022年版』により、世界で最も幸せな国に選ばれた。そう、「再び」だ。
この報告は毎年発表されているが、コロナ禍においてそのフォーカスを調整。パンデミックが与えた影響と、世界中の人々が困難にどのように向き合ったのかについても注目している。しかし、そのような変更があった中でも、フィンランドは今年も1位を獲得。それでころか、5年連続でそれを成し遂げているのだ。
報告書の執筆者たちはこの理由を「フィンランドは、困難な状況下での社会的サポートについて、常に高い評価を得ている。そうした環境が、この1年間においても、集団的な穏やかさが生み出される上で重要な役割を果たしたのだろう」と述べている
今年の『世界幸福度報告』では、フィンランドと同様に社会的サポートが充実している北欧諸国がランキング上位を独占。トップ10の残りのほとんどはヨーロッパの国々が占めている。ランキングは以下の通りだ。
世界幸福度報告 2022年度 「幸福度」ランキング(国連)
1. フィンランド 🇫🇮
2. デンマーク 🇩🇰
3. アイスランド🇮🇸
4. スイス🇨🇭
5. オランダ 🇳🇱
6. ルクセンブルク🇱🇺
7. スウェーデン🇸🇪
8. ノルウェー🇳🇴
9. イスラエル🇮🇱
10. ニュージーランド🇳🇿
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