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東京、7月13・14・15日に開催される祭り3選

九段下・大森・自由が丘で熱狂する

Mitama Matsuri, Yasukuni Shrine
Photo: Stephane Bureau Du Colombier/DreamstimeMitama Matsuri at Yasukuni Shrine in 2018
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 7月15日は「海の日」。この夏初めての3連休がやって来る。本記事では週末に開催される伝統的な奇祭から地域住民の憩いの祭りまで、厳選して紹介。暑さにはくれぐれも気をつけて、活気あふれる日本の夏を感じよう。

Jiyugaoka Noryo Bon Odori Festival
Photo: kimisaki/Pixta

1. 自由が丘納涼盆踊り大会

「自由が丘納涼盆踊り大会」が、2024年7月13日(土)〜15日(月・祝)、自由が丘駅前ロータリーの特設会場で開催。14日(日)には、踊った人全員にチャンスがある「踊りコンテスト」が行われ、「グランプリ」「楽しいで賞」「シルバー賞」が決定する。

盆踊りの曲目は、定番の「東京音頭」「炭坑節」をはじめ、サザンオールスターズの「希望の轍」や、YOASOBIの「夜に駆ける」など幅広い。また今年の新曲として「八木節/高嶺の花子さん盆踊りバージョン」がラインアップ。華やかな街、自由が丘で夏を彩るイベントに参加してみては。

※7月13〜15日 18〜21時/「自由が丘駅」/入場は無料

水止舞
Photo: 日陽/Pixta

2. 水止舞

毎年7月第二日曜日に開催される、長雨が止むのを願って捧げる獅子舞「水止舞(みずどめのまい、ししまい)」。1321(元亨元)年に起源を持つ歴史ある祭りで、東京都無形民俗文化財にも指定されている。

藁筒(わらづつ)で簀(す)巻きにされた男2人が、転がされながら獅子舞行列の先頭に立って「厳正寺」まで進む。行列が寺に着くまでの間、水を浴びせられながら法螺貝(ほらがい)を吹き続け、最後に厳正寺の舞台で水止めの獅子舞が奉納される。

その昔、雨が降り止まず田畑の流出が続いた際、神仏に祈祷し、太鼓を叩き、法螺貝を吹いて三つの獅子の仮面を被って舞を奉納したところ、雨が止んだという伝えから始まったという。「水止め」の獅子舞は全国でもここだけでしか見られない珍しい行事なので、足を運んで見る価値はあるだろう。

今年は海の日である7月15日(月)に行われるので注意してほしい。

※7月15日 13〜15時/大森「厳正寺」/入場は無料

Mitama Matsuri | Time Out Tokyo
Photo: Stephane Bureau Du Colombier/Dreamstime

3. みたままつり

靖国神社で開催される、毎年恒例の祭り。期間中、大小3万を超えるちょうちんや、各界名士の揮毫(きごう)による「懸雪洞(かけぼんぼり)」が掲げられ、境内を華やかに彩る。本殿では毎夜、慰霊の祭儀が執り行われる。ちょうちんの明かりの下、夏の訪れを感じられる時間となりそうだ。

※7月13〜16日 17時から/九段下「靖国神社」/参列希望者は各日16時30分までに参集殿「正式参拝受付」へ

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