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11月3日は文化の日、都内の無料で入場できる施設を紹介

注目の展覧会「フェミニズムと映像表現」や「写真植字の百年」などが一般公開

国立科学博物館
Photo: 国立科学博物館National Museum of Nature and Science
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11月3日は、「自由と平和を愛し、文化をすすめる」ことを趣旨として1948年に制定された「文化の日」。この日には、国内の美術館や博物館、文化施設の一部が無料で一般公開される。

本記事では、6館をピックアップ。晴天の日が多い「気象特異日」としても知られる文化の日に、このリストを片手に街に繰り出してみては。 

美術館

フェミニズムと映像表現
ダラ・バーンバウム(Dara Birnbaum)の『テクノロジー/トランス フォーメーション:ワンダーウーマン』東京国立近代美術館で開催中の「フェミニズムと映像表現」展

東京国立近代美術館

MOMAT コレクションフェミニズムと映像表現

「東京国立近代美術館」では、1952年の開館以来収集してきた1万3000点超の所蔵作品から、約200点を展示する国内最大級のコレクション展「MOMATコレクション」が無料公開される。

マックス・エルンスト(Max Ernst)の新収蔵作品が初公開されるほか、1970年前後からビデオなどを用いた映像表現の重要な担い手となった女性アーティストを紹介するコレクションの小企画「フェミニズムと映像表現」展も開催。見どころが満載だ。

国立西洋美術館

(常設展)

「国立西洋美術館」では、常設展が無料で公開。中世末期から20世紀初頭にかけての西洋絵画や、ロダンを中心としたフランス近代彫刻など幅広い時代の西洋美術作品が揃い、充実したコレクションが楽しめる。

博物館

写真植字の百年
『TYPO1』(1970)印刷博物館で開催中の「写真植字の百年」展

東京国立博物館

総合文化展)

上野恩賜公園」内にある、日本で最も古い博物館の「東京国立博物館」では、主に収蔵品や寄託品を展示する「総合文化展」が無料で公開される。総合文化展では、日本と東洋の考古・美術・工芸・歴史資料など、さまざまな分野の文化財が5つの展示館で展示。常時約3000点に及ぶ、日本屈指のコレクションが鑑賞できる。

国立科学博物館

(常設展)

「国立科学博物館」では、常設展に無料で入場できる。館内は、日本の生態系や日本人の歴史などを学べる「日本館」と、自然や日本の科学技術の発展について展示する「地球館」の2つのエリアに分かれている。

日本館の見どころは、日本で初めて発見された首長竜「フタバスズキリュウ」の化石を展示。地球館では、世界の大気の様子や太陽の活動、地震の情報などを準リアルタイムの状態で観測できる「観測ステーション」が見逃せない。

印刷博物館

(「写真植字の百年源氏物語登場 古典の復興」

 「印刷博物館」では、活版印刷からデジタルフォントへと至る文字印刷の変遷をひもとく企画展「写真植字の百年」が公開。また、活字メディアの発展とともに『源氏物語』がいかに庶民に親しまれたか、その背景に迫る「源氏物語登場 古典の復興」展が無料で公開され、印刷技術の歩みが学べる。

そのほか

Photo: 国立映画アーカイブ
Photo: National Film Archive of Japan国立映画アーカイブ

国立映画アーカイブ

「NFAJコレクションでみる 日本映画の歴史」

「国立映画アーカイブ」では、ポスターやスチル写真、撮影機材、映画関連書籍などの豊富な資料を通じて、日本映画の歴史を多面的にたどる常設展示「NFAJコレクションでみる 日本映画の歴史」を無料公開。また、新設されたアニメーションコーナーにも注目だ。 

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