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「自由と平和を愛し、文化をすすめる」を趣旨に、1948年に制定されたのが11月3日「文化の日」。美術館や博物館などの各種文化施設が無料で一般公開される。この記事では対象施設を9件紹介するので、参考にしてほしい。
美術館
「東京国立近代美術館」(所蔵作品展「MOMAT コレクション」)
1952年の開館以来、活動を通じて収集してきた1万3000点以上の所蔵作品から、会期ごとに約200点を展示する国内最大級のコレクション。テーマごと全12室のによって展開され、19世紀末から今日に至るまでの、日本の近現代美術の流れをたどれる国内随一の展示だ。
「国立西洋美術館」(常設展)
国立西洋美術館では、中世から20世紀似かけての西洋絵画や彫刻が観られる。印象派の絵画や、ロダンの彫刻を中心とするフランス美術コレクションが主に展示されている。
博物館
「東京国立博物館」(総合文化展)
「国立科学博物館」(常設展)
「印刷博物館」(「家康は活字人間だった!! vol.2」)
「葛飾区郷土と天文の博物館」(入館無料およびプラネタリウム観覧無料)
「千葉県立美術館」(テオ・ヤンセン展)
東京国立博物館では、日本と東洋の考古、美術や歴史資料などさまざまな分野の文化財を5つの展示館で公開し、展示総数は常時約3000件。 また、年間約300回にもおよぶ文化財の入れ替えを行っているので、何度訪れても楽しめるだろう。
都内からも気軽に訪れることができる千葉県立美術館では、「現代のレオナルド・ダ・ヴィンチ」と呼ばれる、テオ・ヤンセンによる展覧会が無料で鑑賞できる。同展では、風力で歩くヤンセンの代表作「ストランドビースト」が集結。生き物のように動く芸術をこの目で見に行こう。
そのほか
「国立映画アーカイブ」(「月丘夢路 井上梅次 100年祭」「NFAJコレクションでみる 日本映画の歴史)
宝塚歌劇団から映画界に入り、トップスターの地位を築いた女優の月丘夢路。そして映画監督の井上梅次と1957年に結婚し、日本映画界屈指の名カップルとしても知られた。国立映画アーカイブでは、そんな2人が遺した作品資料や個人資料を一挙に公開。人々の心をつかみ、映画界の発展にも貢献した夫妻の映画人生をたどる。
「文化の日」を機に、これまで訪れたことのない美術館や文化施設を訪れてみては。
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