わたしは光をにぎっている
立石の町並みも必見
2019年11月15日(金)に公開される、立石のレトロな街並みも必見の作品。監督と脚本は中川龍太郎(映画『走れ、絶望に追いつかれない速さで』など)だ。モスクワ国際映画祭に特別招待され、ワールドプレミア上映された。
本作は長野から上京し、銭湯で働くことになった宮川澪 (松本穂香)の日常を立石の再開発問題と絡めてたんたんと描かれる。光石研演じる三沢京介が店主を務めるレトロな銭湯は、映画の結末と同じく残念ながら廃業(そのため非公開)。
しかし再開発が進み、数年後には見れなくなってしまうかもしれない立石の街並みが記録されているのも本作の魅力だ。劇中ではスッポン鍋を食べていたが実は寿司屋の江戸安や、人気中華料理店の蘭州などで撮影が行われている。