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自由が丘の大人基地、ブルーブックスカフェに行ってきた

テキスト:
Time Out Tokyo Editors
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Originally posted October 7 2014

洗練された街、自由が丘に、ブルーノート・ジャパンが手がけるブルーブックスカフェが誕生する。2014年10月10日(金)のオープンに先駆けてのぞいてきたので、レポートしたい。

自由が丘の駅から歩くこと約5分。カフェは地下にあり、階段を降りると心地よい音楽が流れてくる。店内は、赤レンガの壁や木目調の床が落ち着ける雰囲気。テーブル席やソファ席のほか、バーカウンターもある。毎日でも通いたくなる「大人の食堂」をコンセプトとし、音楽と本のある食空間を提供する。

ブルーブックスカフェ

ディナーメニューは、まさに「大人の食堂」というのにふさわしく、オムライスやナポリタンといったどこか懐かしい一皿。どれもボリューム満点だ。おすすめは、『ココットで煮込んだシューファルシ(ロールキャベツ)』(2,160円)。ココット(鍋)に入れた熱々の状態で運ばれ、ナイフを入れると肉汁が溢れ出す。中にトマトが隠れているのもポイントだ。

一緒に頼みたいのは、ブルーノート東京初のオリジナルビールである『ブルーノート東京ビール』(レギュラー756円)。アルコール度数を少し抑えたセッションIPAスタイルで、口のなかでフルーティーさと、コク、苦みがバランスよく広がる。この『ブルーノート東京ビール』を含むクラフトビールは4種類あり、どれもドラフトで飲めるのが嬉しい。

ブルーブックスカフェ ビール
ブルーブックスカフェ串揚げ

ビールに合いそうな『串揚げの盛り合わせ』(1,944円)。小エビと餅、イワシとオリーブ、パイナップルなどユニークなラインナップ。ソースはトマトサルサとヨーグルトの2種類

店名にあるように、特筆すべきはずらりと並ぶ本である。その数、約1000冊。思わず読みふけってしまうような小説から、食事をしながらぱらぱらとページをめくりたくなるような写真集まで、様々揃う。本をセレクトしたのは、ブックディレクターの幅允孝。自由が丘という場所柄、女性客をより意識して選んだそうだ。

ブルーブックスカフェ本棚
ブルーブックスカフェ幅允孝

ブックディレクターの幅允孝。一冊一冊手に取りながらおすすめを教えてくれた

ブルーブックスカフェ本棚

『美しく生きる本棚』と名付けられたコーナー。女性作家によるエッセイや、育児に関する本が収められている

ブルーブックスカフェ本

こちらは『旅と自然の本棚』。世界の写真集や、東京案内の本が並ぶ

そしてこの日は「レコード番長」、DJ須永辰緒が登場。心地よいジャズを響かせてくれた。オープン初日の10月10日(金)18時30分〜21時30分にも登場するので、お見逃しなく。DJイベントやライブは今後も不定期に開催されるので、確認してみてほしい。店内でBGMとして流れる音楽は、もちろんブルーノート東京の選曲だ。

ブルーブックスカフェDJ

同じくブルーノート・ジャパンが手がけているブルックリンパーラー 新宿と店内の雰囲気は少し似ているが、よりこじんまりとして、大人の空間という印象だった。カップルや友人と語らうのにもぴったりだが、ひとりで訪れるのにもよさそうだ。

ブルーブックスカフェ内観
ブルーブックスカフェ内観
ブルーブックスカフェ内観

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