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世界中で話題となっている「ピンサ」という食べ物を知っているだろうか。ピザの語源ともなったピンサの見た目はピザそのもの。だがカロリーはピザの半分程というなんとも嬉しい食べ物だ。イタリアで生まれたピンサは、今やヨーロッパを中心に世界中で大人気。そしてついに2015年10月10日(土)、ラフォーレ原宿近くに日本初のピンサ専門店、PINSA DE ROMA 表参道店がオープンした。
常時13種類のピンサを取り揃える同店。イタリアのものを使わないとイタリアの味が出ないと、ピンサの上に乗っているハムやチーズなどの多くの食材は、イタリアから直輸入されたものが使用されている。
下記の写真は、『カルボナーラ』(1,200円)と並んで人気のある『イタリア産モルタデッラとピスタチオ』(1,400円)。PONTICORVO社のモッツァレラチーズ、リコッタチーズ、イタリア産モルタデッラ、クラッシュピスタチオがトッピングされている。本場のモルタデッラは、やはり日本のものとはひと味違うらしく最高に美味。モルタデッラの塩っけとチーズやピスタチオの相性もよく食欲をそそる。
ピンサの生地は、厳選された小麦粉や米粉、大豆粉、オリジナルの天然酵母などが使用されており、化学製品はまったく使わないで作られている。さらに、最低でも3日〜4日しっかりと発酵されているため食べたあとも重たくならないそうだ。味はピザとそこまで変わらないが、食感はピザの生地よりもサクサクしていて軽い。ピザを1枚食べるのはなかなか大変だが、ピンサであれば1人でも簡単に1枚食べられてしまうだろう。また、食事系のピンサだけでなく、デザート系のピンサも用意されているので甘い物好きも必見だ。下記は、シャリシャリとした食感のりんごが乗った『林檎とハチミツ』(1,000円)。シナモンの香りもしっかりとしていてアップルパイのようなピンサだ。
イタリアではピザ屋がピンサ屋になるほどの人気を博しているピンサ。これだけの味わいでカロリーがピザの半分程ということはもちろんだが、旬の食材を使用したピンサが定期的に提供されるというのも人気の一つだろう。オープンして間もないが、すでにイタリア人も足繁く通っているという同店。ぜひ足を運んで本場のピンサを味わってみよう。