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タイ、バンコクにある、巨大ショッピングセンター「サイアム ディスカバリー(Siam Discovery)」が、2016年5月28日(土)にリニューアルオープンした。1億1,200万ドルをかけて改装された同ショッピングセンターは、4万㎡とタイ最大の規模を誇る。手がけたのは、「サイアム パラゴン」や、バンコクに初めてできたショッピングセンターとして有名な「サイアム センター」を運営する、Siam Piwat Co., Ltd.だ。タイムアウト東京編集部が、実際に訪れて感じた見どころを5つに分けて紹介する。
1.最新ファッションに埋もれる。
「ライフスタイル ラボラトリー」をテーマにフロアを展開するサイアム ディスカバリーセンター。エントランス階の「Her Lab」では、最新ファッションと出会える。『COMME des GARÇONS』や、『ISSAY MIYAKE』の海外初となるコンセプトストアが入居するほか、アジアのデザイナーを中心に揃えたゾーンには、『FACTOTUM』、『TSUMORI CHISATO』など日本ブランドも数多く展開。また、『John Lawrence Sullivan』、『Opening Ceremony』など、正に、今買いたいブランドが勢揃いしていた。
2.自分だけのアイテムを手に入れる。
「単に製品を売るだけではなく、訪れる人たちに体験を提供して、自己発見、自己表現をしてもらうこと」も目的にしている同ショッピングセンター。オリジナルのジーンズやシューズをオーダーできるショップや、最新ガジェットを扱うデジタルラボの階では、プリンターを自由に活用してオリジナルプリントのバッグなどが作れる。
3.ふと、日本を思いだす。
リニューアル前から入居していた『LOFT』がパワーアップして帰ってきた。「デザイン」をコンセプトに、デザイン事務所nendoとLOFTジャパンのデザイナーが手がけている。日本と同じく、バラエティに富んだ便利グッズから、インテリアなどの生活用品、美容グッズが手に入る。スーツケースに入れ忘れたトラベルグッズを見つけたいときはここに立ち寄って、ふと日本を感じてほしい。
4.タイの若手アーティストを知る。
タイ初上陸となる、『Hay』、『Tom Dixon』、『Kartell』などのインテリアショップが入居するクリエイティブラボ。『Wallpaper』とコラボレーションした展示ゾーンや、国際的な賞を受賞したタイの若手アーティストのインテリア作品も並んでいる。
5.デザインにため息をつく。
雑誌『ニューズウィーク』の「最も尊敬されている100人の日本人」に選ばれた、デザイン事務所nendoの佐藤オオキが、サイアム ディスカバリーの全体的なデザインインスピレーションを担当している。デザインには、25名のタイを含む各国のデザイナーも携わった。メンズフロアのビューティーゾーンの美しさには思わずため息が漏れてしまうだろう。
最高経営責任者のチャダティップ・チュトラクンは、「サイアム ディスカバリーは、様々な経験を訪れる人々に提供できる場所。このショッピンセンターに訪れることを楽しんでほしいと思っています。そして、ショッピングを嫌いな人はなかなかいないと思うので、今回のリニューアルには自信を持っている」と語っていた。開発が進み、年々物価上昇するタイの現在と未来を感じられるショッピングセンターに訪れてみてほしい。
サイアム ディスカバリー(Siam Discovery)の詳細はこちら
タイムアウトバンコクによるサイアム ディスカバリーのガイドはこちら
バイク用品を販売しているのは、交通手段としてバイクが多く利用されているタイならでは
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