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タイムアウト東京の街別ガイドマップのシリーズに、 池袋が加わった。大手百貨店や商業施設、 家電量販店はもちろんのこと、多くの飲食店、 サブカル関連店舗や劇場、 水族館までが揃っているこの街は買い物にもレジャーにも困らない 。そんな池袋を外国人観光客に十二分に楽しんでもらうべく、『 50 things to do in Ikebukuro(池袋でしかできない50のこと)』 が発行された。
JR東日本によると、 池袋は2014年度の駅別乗車人員数ランキングで最多の新宿に次ぐ数を誇り、周辺には大学もあり、私鉄も多く乗り入れる、主要都市。さらにこの街には老舗メイドカフェや『ニコニコ動画』のスピンオフ施設ニコニコ本社、 更にはペンギンバーなど日本のサブカルチャーを発信する店が数多 く点在しており、文化のハブの役割も果たしている。このガイドマップでも多く紹介しているので参考にしてほしい。
明らかに池袋は首都圏内の重要な都市のひとつなのだが、渋谷や新宿のような慌ただしさはなく、主張が激しくないという印象もこの街の魅力のひとつではないだろうか。繁華街から脇道にそれれば閑静な住宅街が広がり、落ち着いた本屋やカフェが佇んでいる。「サブカルの発信地」といえど、秋葉原よりも雑多ではなく、 やはりどこか落ち着いた雰囲気を醸し出している。マップでも、空いた時間にほっと一息つけるようなヴェニューを紹介している。
価格は無料。都内の観光案内所や主要ホテル、 駅などで3月1日(火)より配布予定。<写真も豊富なので、英語が読めなくても地図をたよりに気になった写真の店を探し出てみる、という使い方もできる。豊島区はソメイヨシノの発祥の地、 ということでマップのテーマカラーもピンクに。この可愛らしい地図を手に、 ぜひ池袋で新しい世界を発見してみてほしい。