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タイムアウト東京の英語版ガイドマップに、日光エリアを取り上げた『50 things to do in Nikko(日光でしかできない50のこと)』が新たに加わった。誌面では、二社一寺などの定番観光地が集まる日光駅周辺と、多くの名勝、名瀑が点在する奥日光、そして日本を代表する温泉街である鬼怒川温泉という3つのエリアから、観光地、レストラン、バー、ショップを紹介。タイムアウト東京ならではの外国人目線に根ざした切り口で、定番スポットから地元民が認めるローカルなレストランやバー、クリエイティブな雑貨店などを50の「TODO(=そこでしかできないこと)形式」で紹介している。
修学旅行で日光東照宮などを回って以来、同所を訪れていないという人も多いことと思うが、日光の食文化の充実ぶりは、寺社や景勝地など数々の観光名所に勝るとも劣らないものであることを知らない人は多いかもしれない。特産である湯葉や栃木牛をはじめ、日光駅周辺から上今市、下今市などの一帯には美味しいそば屋が数多くちらばっているほか、地酒やクラフトビールといった酒類も地元産で美味しいものが飲める。そして、観光地にしては物価が安いのも嬉しいポイントだ。
奥日光まで足を伸ばせば、雄大な姿に圧倒される華厳の滝や、かつて国際避暑地として大使たちの別荘が立ち並んでいた中禅寺湖、そのさらに奥には広大な湿地帯である戦場ヶ原や、乳白色の湯を楽しめる日光湯元など、見どころは尽きない。
施設内に充実した設備を備えた旅館、ホテルが多い鬼怒川温泉だが、街に繰り出さずに終わってしまうのはもったいない。レストランやアミューズメント、ミュージアムなど、見逃せない個性的なスポットが数多く点在している。
同マップは2016年10月31日(月)から日光市内の駅、ホテル、観光案内所などで設置予定。東京でも観光案内所やタイムアウトカフェ&ダイナーなどで配布される。街で見かけた際には、ぜひ手に取ってみてほしい。