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TOKYO MUSIC BOX #3 DJ Bar Bridge

テキスト:
Kunihiro Miki
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※プレイリストは記事下部
in collaboration with KKBOX 

DJ Bar Bridge

値段:¥ (チャージ1,000円)

音量:★★★★(深い時間になるにつれ大きくなる)

照度:★★

出会い:★★★★

ポイント:有名DJが連日登場、静かなエリアあり、Wi-Fiあり

この1杯:自家製ジンジャエールのモスコミュール

定番スポットや老舗バー、注目の新店まで、魅力的なミュージックスポットを、店主、スタッフ、常連客がセレクトしたミュージックプレイリストとともに紹介する新連載企画『TOKYO MUSIC BOX』。

第3回に紹介するのは、2014年8月に開店したDJ BAR Bridge。のんべえ横町入り口、渋谷の中心街を見下ろすビルの10階という最高のロケーションに店を構える同店は、曜日ごとのレジデントDJを揃えており、DJ NORI、TOSHIYUKI GOTO、川辺ヒロシ、クボタタケシ、THE MARROWS、DJ WATARAI、KZAらという、錚々たるメンツの生DJプレイをBGMにグラスを傾け、時にフロアで踊ることもできる一軒だ。

開店して1年半足らずだが、すでに一部では定番スポットとして浸透している感があり、音楽やファッション界の業界人もいれば、熟練の遊び人から若いクラブミュージックファンまで、誰もが気取らず、最高の音楽と酒のもとで遊べる空間ができあがっている。

「客層は30代〜40代が中心だけど、若い人もきますよ。ここではみんな平等で、大人の遊び方で遊んでる。紳士な不良中年たちも多いしね(笑)。あと女性客がみんな可愛くて美しいんだよ(笑)。なんか、そう見えるのは俺が年食っただけかと思ったけど、ほかのお客さんに聞いてもそう言うんだから、間違いない」。そう語るのは、店長の有泉正明。1980年代から東京のクラブシーンでいくつもの名店の店長を担ってきた彼は、DJ BAR Bridgeを手がける話が舞い込んだ時、小笠原島で自給自足生活を楽しんでいる最中だった。

島生活の前は大型トラックを乗りまわす野菜の運び屋稼業に精を出すなど一時的に音楽業から離れていた彼は、この渋谷のど真ん中に生まれるDJバーを、雑多な人々が集まる「サードプレイス」にしたいと考えたという。「この前1周年アニバーサリーを7日間やったんだけど、終わってみてなんだか1段階上がった手応えがあったというか。みんなのサードプレイスになってきているし、なにより『Bridgeらしさ』ができてきて、DJもスタッフもお客さんも、それを共有してくれているのを実感している」。

彼はDJ陣に対して、「Bridgeらしさ」をドラマチックに演出するよう常に要求し、コントロールを怠らない。「はじめはみんなラウンジっぽすぎたから、踊りたいお客さんのためにもっと踊れる選曲を、って言ってたんだけど、そしたら最近は逆にクラブと変わらなくなってきちゃったからやめてくれって言ってる(笑)。難しいですね。でも、その場にいる全員がその曲を聴いている瞬間ってあるんだよね。DJたちに、心が躍るドラマチックな選曲を、と要求しているのはその瞬間を生み出してほしいから」。

文化が生まれ、交差する空間としてこれからさらに成熟していきそうなBar Bridgeのプレイリストは、有泉の助言もふまえつつ同店のオープンDJや照明などを担当する高橋基樹が選曲。Bar Bridgeのこれまでとこれからを楽曲で表現する。

DJ Bar Bridgeのプレイリスト第3弾は、引き続き同店を象徴する「Bridge クラシックス」のナンバーを紹介。曜日ごとのレジデントDJたちがときおりプレイする楽曲も含まれている。時代やジャンルを横断した名曲たちに酔いしれたい。

プレイリストリンク 先:KKBOX

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プレイリスト第2弾は、引き続き同店を象徴する「Bridge クラシックス」のナンバーを紹介。オーセンティックなレゲエからクラブジャズまで、クラバーにはなじみ深い名曲たちが並ぶ。ラストを飾るのはクボタタケシプレイのあのジャパニーズバンドの名曲。

 

11月13日更新分のプレイリストのテーマは「Bridgeクラシックス」。ボブ・マーリーやASWAD、ア・トライブ・コールド・クエストからRCサクセションまで、数々のマジカルな瞬間を演出してきた同店を象徴する定番ナンバーが並ぶ。

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