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中野ブロードウェイ4階のギャラリー リトルハイにて、銭湯背景画絵師の丸山清人の個展『「THE銭湯富士」進化を続ける伝説の背景画』がスタートした。会場では、丸山が書き下ろした観賞用サイズの富士山のペンキ絵約30点が展示、販売されている。
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昨年も同じく年始に開催され、2回目を迎えるこの個展。発起人は、リトルハイをはじめ江戸川アートミュージアムなどをオーガナイズする小高均。長年、丸山のファンだったという小高が、3年前のリトルハイのオープン当初から温めていた企画だ。
銭湯文化の最盛期と言われる1970年代には、都内には約2500軒もの銭湯があり、企業や代理店から広告費の代わりとして銭湯に提供されていた銭湯背景画。その描き手たちも、当時は多忙を極めていたという。現在では都内の銭湯の数は600軒を切るまでに激減してしまい、国内の銭湯背景画絵師は丸山とその弟弟子の中島盛夫、中島の弟子である田中みずきの3名のみである。
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会場ではポストカードやメモ帳、しおりなどのグッズも販売している
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新作のなかには横浜の夜景を背景にしたものも
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ライブペインティングを行った際の映像も
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その繊細で瑞々しい作風で日本中に多くのファンを持つ丸山。日本屈指の富士の描き手の貴重な仕事を眺めながら、雄大な気分に浸ってはいかがだろう。