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マーティン・スコセッシ監督が、1998年に原作を読んで以来、映画化を熱望していた遠藤周作の歴史小説『沈黙』の映画版予告編が公開された。同作品は、キリシタンの弾圧が行われていた江戸初期の日本に渡ってきたポルトガル人宣教師たちの目を通し、信仰の意義とは何かを問う歴史大作だ。
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Photo Credit Kerry Brown
キャストには、若手司祭としてアンドリュー・ガーフィールド、アダム・ドライバーが出演するほか、日本人キャストには、窪塚洋介をはじめ、浅野忠信、イッセー尾形、塚本晋也らが名を連ねる。
スコセッシは、「この小説を見つけたのは20年前のことです。それ以来、繰り返し何度も読みました。この作品は、芸術作品のほんの一部でしか見つけられないような恵みを与えてくれた」とコメント。
映画『沈黙−サイレンス−』は、2013年に公開された、レオナルド・ディカプリオ出演作の『ウルフ・オブ・ウォールストリート』以来4年ぶりの監督作品となる。日本での公開は2017年1月21日(土)に決定している。
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