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ニューヨークの抹茶ファンをはじめ、今世界中の健康志向の人たちの注目は「抹茶」だ。マックス・フォートギャングとグラハム・フォートギャングの兄弟が2014年9月に「MatchaBar」を開店して以来、ニューヨークの住民はこのエメラルド色の液体に夢中だ。ブルックリンの地で営業を開始して2年もたたないうちに、フォートギャング兄弟はマンハッタンに支店を作り、さらに今年中にはロサンゼルスに進出予定だ。
抹茶は日本由来のものだが、東京で本物の抹茶が飲めるカフェを見つけるのは想像以上に大変だ。スターバックスの抹茶ラテでは抹茶を飲んだことにはならない。日本では毎年5月に茶の収穫時期を迎えるが、フォートギャング兄弟は昨年東京で3日間のポップアップを行い、東京の人々が抹茶に再注目することになった。ニューヨーク風の抹茶を味わいたい人たちが集まり、原宿に数時間の行列ができたほど。
この経験をもとに、MatchaBarボーイズは新しいサマーメニューとともに、今年も東京でポップアップを5月22日(日)まで実施。今週末は、Organic Table by Lapazへ行こう。『Peaches N’ Cream Matcha(桃とクリーム抹茶)』、『Iced Matcha Watermelon(アイス抹茶スイカ)』、『Iced Jasmine Matcha(アイスジャスミン抹茶)、『Iced Matcha Chai Latte(アイス抹茶チャイラテ)、そして名物『Iced Matcha Latte (アイス抹茶ラテ)』が楽しめる。いくつかは変わった組み合わせだと思うだろうが、本当に美味しいので信じてほしい。何か軽く食べたければ、Organic Tableのグルテンフリー (罪悪感もフリー) の抹茶ドーナツを試してみて。ドリンクと食事はすべて500円とリーズナブルな価格だ。
来店すると、マックスが抹茶の粉をひき、ドリンクを次々と注いでいるのが見えるだろう。その間グラハムは客の1人1人に挨拶をして、確実に仲良くなっている。東京ではこのような光景は珍しい。彼らのTシャツやキャップが気に入った人は、それも購入可能だ。カフェイン中毒の人は、今こそコーヒーをやめてこの緑色のドリンクを選ぶときだ。コーヒーと比べて、抹茶を飲むと気分が落ち着き、バタバタすることなくエネルギーが長続きすることだろう。