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2017年7月30日に、『シブヤピクセルアートコンテスト』のグランドフィナーレが行われた。『シブヤピクセルアートコンテスト』は、今年初めて開催されたアートイベントだ。コンテストでは、TwitterとInstagramを通して応募された300以上のピクセルアートを対象に、アーティストやメディアが受賞作品を決定した。タイムアウト東京も特別審査員として参加したので、受賞作品を紹介したい。
タイムアウト東京が選んだのは、momomi satoのモヤイ像のスマートフォンケース。コンテストの審査基準は、渋谷の「多様性」の考え方をもとに、「ジブンらしさ」「シブヤらしさ」を表現した作品のなかから、審査員が一番共感できた作品を選ぶというもの。ハチ公やスクランブル交差点などのメジャーなモチーフではなくモ
momomi satoは2011年から点描アートをスタートし、スマートフォンケースの作品をメインに制作してきた。モヤイ像の作品を作ったのは、渋谷らしさを考えたときに「なぜモヤイ像のグッズはないんだろう」と思ったのがきっかけ。渋谷といえばハチ公と思われるなか、街に背を向けているように見えるモヤイ像がブレイクするように願ったという。モヤイ像が渋谷のアイドルになって輝けるように、自分もそうなりたい、というところに「ジブンらしさ」を込めた。
『シブヤピクセルアートコンテスト』は来年も開催予定なので、また渋谷からどんな作品が生まれるか楽しみだ。
momomi satoのほかの作品はこちらでも見られる。