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カリフォルニア発祥のメキシカンファストフード、タコベル(Taco Bell)の日本一号店が、2015年4月21日(火)渋谷の道玄坂にオープンした。アメリカで国民的人気を誇る同店がついに日本上陸を果たすとあって、オープン初日から連日、通りが人で溢れるほどの行列ができている。
平日の15時でこの行列。2時間待ちは覚悟してほしいとのことだが、皆、待つ苦しみよりも期待が上回るようで、列はその長さを増すばかり。かつて1980年代に一度、日本で店舗を展開したのちに撤退をしているタコベル。今回の再上陸では、定番のタコスに加えて日本限定メニューを揃えるなど、日本でのファン獲得のための新たな試みも行われている。
ようやく店内へ。メインメニューは日本オリジナルメニューの『シュリンプ・アンド・アボカド・ブリトー』と『タコライス』の2品を加えた計6品。
注文してから受け取りを待つ間は、コンボで選べるドリンクバーでソフトドリンクが飲み放題。このシステムは日本では新鮮だ。『コカ・コーラ』や『アンバサ』、ウーロン茶に加えて『ドクターペッパー』があるのも嬉しい。別売りでビールの販売もある。
ついにフードが到着。今回注文したのは、『シュリンプ&アボカドブリトー コンボ』(サイドメニュー+ドリンクバーで850円)、『タコススプリーム』(320円)、『ファヒータ・ケサディーヤ』(630円)、『クランチラップ』(630円)。
タコスの生地はハードタコスかソフトタコスかを選び、辛さはマイルド、ミディアム、ホットの3種類から。食べ方は手づかみで行くのもありだが、フォーク、ナイフ、スプーンも用意してある。
テイクアウトの客が多いので、広々とした店内は思いのほかゆとりがある状態。1階、地下1階どちらもカウンター席の電源が使用でき、Wi-Fiも通っている。オープンの狂騒がおさまれば、気軽にくつろげる場所としても重宝しそうだ。