キャットストリートでの新しい挑戦
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「東京の中でも、渋谷の中でも、多様な文化交流ができるのがキャットストリート。そこに誕生したこのギャラリーは、多くの人々にとって交流の、コミュニケーションの場になります。朝日新聞協力のもと半年かけて撮った作品をここで発表することができましたが、これを年2回やりたい。この空間にいろんなジャンルの方を集め、ファッションとアートの交わるギャラリーにする。それをプロデュースするのが、私にとっての新しい挑戦です」とキャットストリートを選んだ理由と自身の新しい試みについて語った。
新型コロナは世界を舞台に活躍するフォトグラファーにも、大きな影響を与えた。被写体を追いかけ世界を飛び回っていたのに、海外に出ることすらままならなくなった。人が多く集まる写真展の開催もはばかられた。昨年、ダイバーシティの企画展として羽田空港に出展したものの、レセプションを行うようなイベントは「VOGUE Taiwan」の20年分の非公開カットを世界初展示した2019年10月以来。個展という形では、2017年パルコで開いた「モードとミューズ」以来となり、実に5年ぶりのこと。
これまでは依頼を受け仕事をこなして来たものの昨年、50歳を迎え、「これからは自分で企画して撮影するのにチャレンジする」と心を新たにし、またフォトグラファーの枠に収まらない領域に活動を広げようと決意したという。