タイムアウト東京 > アート&カルチャー > 2週間限定、Chim↑Pomによる「にんげんレストラン」がオープン中
写真:豊嶋希沙
チンポム(Chim↑Pom)による2週間限定のレストラン『にんげんレストラン』が、10月14日よりオープンした。イベントは、2018年10月28日(日)までの開催。場所は、ホストが接客をする書店としても知られていた歌舞伎町ブックセンターだ。建て壊しが決まった同ビル(通称、歌舞伎町ブックセンタービル)の最後のイベントとなる。
ビルは、天井もぶち抜かれ、いかにも解体中な姿。期間中は、3つのフロアに数々の気鋭アーティストが登場し、人間の存在を強く意識させるパフォーマンスなどを行う。そのほか、死刑囚が刑執行前の最後の食事を選べる「last meal」より、一般公開されている実際に出されたメニューが提供されたり、ワンナイトイベントが開催される日もあるとのことだ。
タイムアウト東京は、10月13日に開催されたイベントのレセプションに参加。ここでは、写真を中心に、イベントの雰囲気を紹介する。事細かな説明はしないので、実際に足を運び、自分自信の身体で『にんげんレストラン』を感じてみてほしい。
※パフォーマンス内容は日によって異なるので、イベントスケジュールはオフィシャルウェブサイトで確認しよう
努力を曝(さら)す行為や無償の献身が得意であると自負する関優花
Chim↑Pom『にんげんっていいな』展にて敢行された断食プロジェクトで、ほぼ骨と皮になる直前まで痩せた稲岡求を仏の最後の姿に見立て作られた仏像も会場のどこかに。制作は、西尾康之
会場を見下ろせる席も