桜台にある、ライブなどを不定期開催している多目的スペース。閑静な住宅街の一角にあるビルの地下へ降りていくと、その先にあるのは「無骨」そのものの世界。コンクリートむき出しの通路を抜け、重い扉を開けると、外観からは想像できないような高い天井の空間が広がる。
喫煙所やエントランスに設置されているロボットの数々は、ロボット同士を戦わせるマシン・パフォーマンス集団KAIRAI-BUNCHを主宰する、店長の清水郁雄の作品。自身の作業場としてだけではなく、イベント開催やハッカースペースとして空間を人とシェアできるような場所を目指し、清水とpoolのスタッフが手作業で内装を行なった。
イベントは土日のみ、かつ不定期の開催。ロックやアバンギャルド系のアーティストが出演する。清水いわく「このスペースを気に入り、イメージが湧いたという人が利用してくれることが多い。特にガレージで音楽を演奏する、という映画のようなシチュエーションに魅力があるのかも」とのこと。