2020年6月にオープンした、ミュージックバーの「óleo(オレオ)」。ラテンをはじめ、トロピカルな音楽が流れ、中南米の雰囲気が味わえる。
バイヤーから買い付けしたメスカルや、ペルーの蒸留酒であるピスコなどを提供。メスカルとトマトジュース、魚介だし、ライム、シーズニングスパイスのタヒンを混ぜた南米では定番のカクテル「ミチェラーダ」や、ブラックコーンから作るメキシカンウイスキー、メキシコのストリートで販売されていたメスカルなど、日本ではなかなか見かけない酒が堪能できる。さまざまなスパイスを漬け込んだ、オリジナルの「レモンサワー」と「スパイシーラム」も人気だ。
タコスは小麦粉とコーンのハーフで、オリジナルのスパイスで漬けた鶏肉をオリーブオイルで焼いている。ジャークチキンやスパイシーな焼きそばもラインアップし、近隣のクラブから連絡を受けてデリバリーすることもあるという。
店内ではヒップホップやサルサ、ブラジル、ラテン、ワールド、和モノなど、幅広いジャンルのレコードも販売。リーズナブルに楽しめるメスカルの飲み比べや、アートとのコラボレーション企画なども行なっており、目当てのイベントやヴェニューの前後に立ち寄るのもいいかもしれない。メキシコに魅入られた、DJとしても活動する店主による酒や料理、音楽など、セレクトの妙に酔いしれよう。