IDEALA x ピーターコン ft. Barrio Lindo

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タイムアウトレビュー

バリオ・リンドの凱旋公演が、幡ヶ谷にあるフォレストリミット(Forestlimit)にやってくる。

リンドは、「クンビア以上ハウス未満の微熱な横の揺らぎ」と「ラテン・アメリカのトラディショナルなフォルクローレ」に、血肉を通わせた独自のクロスオーバー・スタイルを武器に躍進を続ける、新進プロデューサー。アンデスの伝統弦楽器チャランゴや、アンデスフルートをも操るカラフルなサウンドスケープで、中南米音楽の「いま」をアップデートしている。

2ndアルバム『アルボラ』は日本盤も発売され、Los Apson?の年間チャートで上位に入るなど国内でも注目を集めた。今年の初夏には新アルバム『フルゴール』を発表。エレクトロ、ダーク・アンビエントといったシンセサイザーの要素も増し、そこにラテンアメリカの音楽のスパイスを散りばめた、ダークでエレガントなクンビア/スローテクノ作品だ。

9月のジャパンツアーを経て、アジアオセアニアを周り東京に戻ってきた、彼のパフォーマンスに期待したい。

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