下北沢の駅前シネマ「ケーツー(K2)」で、アートと映画の関係性を探る特集上映を開催。このイベントは、「月」をテーマとした地域参加型のアートフェスティバル「ムーンアートナイト下北沢2024」の開催を記念した連動企画だ。
イベントは2部形式で、第1部は「都市にどこまで不思議を生み出せるか?」をテーマに、2つのドキュメンタリー映画が上映予定。現代美術家のオラファー・エリアソン(Olafur Eliasson)を追った『オラファー・エリアソン 視覚と知覚』と、謎めくグラフィティアーティストであるバンクシーを描いた『バンクシーを盗んだ男』が楽しめる。
さらに第1部の上映会では、「さいたま国際芸術祭2023」のディレクターなどを務めた現代アートチームの目 [mé]や、多摩美術大学教授の港千尋によるトークイベントも開催。都市と現代アートについて考える機会となるだろう。
第2部では、シンガポールを拠点に活動するアーティストであるホー・ツーニェン(Ho Tzu Nyen)に焦点を当てる。シンガポールの現代社会を表現した『EARTH』と、「第54回ヴェネチア・ビエンナーレ」で大きな反響を呼び起こした『The Cloud of Unknowing』の2作品が上映予定だ。世界中で評価される作品を見られる貴重な機会だ。
終了日程や上映時間は未定なので、詳しい情報は公式ウェブサイトでチェックしてほしい。街ぐるみのアートフェスティバルで、いつもとは違う映画体験をしてみては。
※時間はプログラムにより異なる/料金は料金は1,800円、学生・22歳以下1,500円、高校生・18歳以下1,000円、中学生800円、小学生500円