段ボールでできた身長180センチメートルの巨大力士による紙相撲大会が、今年も開幕される。手がけるのは、ユニークなワークショップを生み出す美術家ユニット「KOSUGE1-16」だ。
同大会のユニークな点は、まず巨大力士の製作から始まるところだろう。2022年11月12日(土)、13日(日)、19日(土)、20日(日)の4日間に、墨田区内にある4つの部屋(きらきら会館・東駒形・東向島・亀沢)を「巡業」して、一般参加型のワークショップを実施。思い思いの巨大力士をみんなで作り上げる。
この巨大力士たちが、12月18日(日)に「すみだリバーサイドホール」で熱戦を繰り広げていく。力士はどれも色や形など個性豊かで、作者のこだわりが光る。本場所の様子は、YouTubeでのライブ配信を予定。ベテランの親方による解説に耳を傾けたり、美しい歌声の「相撲甚句(じんく)」に聞き入ったり、自由に大会を楽しもう。
ワークショップ参加者は10月初旬から募集予定。申し込み方法や最新情報は公式ウェブサイトで確認してほしい。