武蔵野市が運営する0〜3歳児向けの遊び場。元は幼稚園だった場所を再利用した施設で、かなり大きめの一軒家のような佇まいだ。設備は最新ではないが、広い室内と外の庭も含めてゆったりとしており、誰かの家に遊びに来たように親子でくつろげる。ままごと道具や人形セット、積み木など一通りのおもちゃが揃い、工作室には塗り絵、粘土、折り紙が常備され、自由に利用できる。
市営のため、利用料はすべて無料。初回の来館時だけ、有料の利用カード(子ども一人につき150円)を作る必要がある(武蔵野市民はカードも無料)。
館内で販売しているのはコーヒー(1杯100円)のみで、食事やオムツは自分で持ち込み、またゴミも自分で持ち帰るのがルールだ。
都内の区や市が運営する児童館と異なり、週末は土曜しか開館していない。また、利用できるのは4歳を迎えた年度の3月末まで。「いつか行こう」と思っていても、平日が使えない親子は、意外に利用できる時期が少ないので注意を。ただし、きょうだい2人以上で利用する場合は下の子の利用年齢が上記の条件内なら、上の子が4歳以上でもOKというシステムだ。
テキスト:浅野 陽子(フードライター )