大相撲を観戦するのは、なかなか難しいことかもしれない。東京で開催される本場所は1月、5月、9月と、年に3回しかチャンスがないのも理由に挙げられる。
実際に相撲を見たことがない人におすすめしたいのが、「横綱とんかつ どすこい田中」だ。同店は、本物の土俵が店内に置かれたユニークなとんかつ店。相撲文化を簡単に紹介したり、国技館の土俵で活躍した元力士たちに会ったりすることができることで、多くの外国人観光客でにぎわう。
月・水・金曜日のランチタイムに行われているのが、臨場感あふれる「相撲ショー」。参加者にはボリュームたっぷりのとんかつ定食が提供され、元力士たちによる四股やすり足、股割りといった基本の稽古などの実演を披露する。着ぐるみや本物の回しを締めて、元力士に挑戦できる相撲体験や、力士との写真撮影、質問タイムなども設けられており、相撲をエンターテインメントとして楽しめる。
料金は食事込みで、1万1,000円(税込み)。全てのアナウンスは英語に対応しており、体験時間は2時間制だ。月・水・金曜以外は、ディナータイムのみ営業。相撲体験はできないが、雰囲気たっぷりの空間で「どすこいロースカツ定食」などのメニューが味わえる。