1971年創業、地元の人々に愛され続ける老舗の焼き鳥店。特徴は何といっても秘伝のたれだ。たまり醤油を使い、長年継ぎ足された真っ黒なたれには深みがあり、新鮮な鶏肉をさらにおいしくしている。
迷ったら、まずは6本入りの「串焼き盛り合わせ」(1,180円、税込み)をぜひ。キンと冷えた生ビールと合わせるのも最高だが、店主おすすめの三重の地酒とも相性抜群だ。地酒は、人気銘柄の「作(ざく)」や、2016年に開かれた「伊勢志摩サミット」の晩餐(ばんさん)会で食中酒として提供された「瀧自慢」の「辛口純米 滝水流(はやせ)」など厳選している。
そのほか、自慢の唐揚げも、串と同じように手羽先や皮、砂肝、チューリップなどの部位をそれぞれ選べるのが楽しい。カウンター席で地元の人と交流するもよし、5室のゆったりした個室の座敷で家族や仲間と盛り上がるもよし、さまざまなシーンで活用できる一軒だ。