※2023年4月7日オープン
大阪で人気の本格台湾朝食店が東京に上陸。飯田橋にある同店は、爽やかなグリーンを基調とするカフェ風の店内。ガラス張りの壁越しに日射しが差し込み、明るく心地よい。暑い季節は木の下のテラス席も良さそうだ。
肝心のメニューは、搾りたての自家製豆乳各種に、現地よりも日本で大人気の「鹹豆漿(塩っぱい豆乳スープ)」、「燒餅(台湾風焼きパン)」、あっさりもっちりの「蛋餅(台湾式クレープ)」、台湾マヨネーズが決め手の「現烤吐司(シェンカオトゥスー)」など台湾朝食の定番がずらり並ぶ。いずれも気取らぬ、素直なおいしさである。
看板商品は「飯糰(台湾式おにぎり)」。「肉鬆(台湾風でんぶ)」にザーサイなど、さまざまな現地式具材を餅米で包み込んだもので、日本の太巻きの具で作ったおにぎりといった感じ。まず試してみるなら「綜合飯糰」がおすすめだ。具にざっくり刻んだ「油條(台湾式揚げパン)」が入っているのが特徴で、さくっとした口当たりと塩味が餅米と意外なほどマッチする。
スイーツ系なら「炸饅頭(揚げまんじゅう)」で決まり。文字通り、まんじゅうを揚げて練乳やピーナツの粉をまぶしたもの。見た目ほどくどくはない、素朴な甘みを味わおう。