東急世田谷線ののどかな線路沿いにたたずむ一軒家風カフェ。ドリンクや接客を担当する夫と、料理を担当する妻の2人が営んでいる。アンティーク家具やブロカント、季節の花などを配したヨーロッパテイストの店内は温かみにあふれ、穏やかな時間を過ごしたいと願う人たちから支持されている。
「時代に左右されず長く愛される店にしたい」という思いから、メニューは昔ながらの喫茶店で味わえるような定番商品が中心。しかし洋食店などで調理経験を積んできた妻が手がける料理は、従来の喫茶店のレベルを十分に超える。ポタージュスープは食材の甘みを引き出すためあらかじめスチームしてから煮込み、ナポリタンはもちもちとした食感を生み出すため前日に一度ゆでておくなど、手間暇を惜しまない。
なお、同店では静かで心安らぐ空間を保つため利用人数は2人までとしているので注意してほしい。