※2023年7月25日オープン
寿司一筋30年、近年は日本橋「鰤門」で料理長を務めていた木福昌幸が、恵比寿に「鮨 恵比寿 幸凛」オープンした。老舗仲卸から仕入れるマグロのほか、アワビやフカヒレを使った昔ながらの伝統江戸前寿司のコースを、「最初から最後までメインディッシュとして、一貫一貫心を込めて握ります」と意気込む。
シャリには、木桶を使って昔ながらの製法で造られる三重県の「MIKURA酢」をメインに、赤酢の「三ツ判山吹」や米酢をブレンド。米は北海道産特Aランクの「ななつぼし」を使用している。ネタは創業161年のマグロ仲卸「樋長」や、同じく伝統のある魚卸「山治」など、豊洲の信頼できる卸業者から極上のものを季節ごとに仕入れる。
メニューは、寿司10~11品とおつまみ5~6品の「OMAKASEコース」(1万1,000円、税込み)のみ。恵比寿の裏路地にあるカウンター16席の寿司店は、予約困難な人気店になりそうだ。伝統的な江戸前寿司をベースに、ほかでは味わえない高級食材や遊び心ある一品をぜひ味わってほしい。