心斎橋駅から徒歩5分ほどのオフィス街でありながら、おしゃれなショップやカフェも立ち並ぶ南船場にあるカレー店。店内には、その名の通り「手」をモチーフにした雑貨が飾られ、エキゾチックな雰囲気だ。
カレーは、梅干しの酸味をきかせたチキンカレーの「ウメチキ」と、イカの塩辛を使った「イカシオ」のレギュラー2種に加え、日替わりのドライ系を2種ラインアップ。それらを2種あいがけ(1,300円、以下全て税込み)から豪華な4種あいがけ(1,600円)まで、好みの組み合わせで楽しめる。名物のトッピングは、八角で漬け込んだ「スターアニス煮たまご」(100円)だ。
会社員として働きながらレシピ本を読み込み、完全独学でカレー作りを身に付けた店主。2カ所での間借り営業を経て、2016年に念願の実店舗をオープンした。「ほかで食べられるようなカレーは出したくないから、よそではあまり使わないスパイスを使うこともあります」と、20種類ものスパイスを巧みに操り、唯一無二のカレーを作り上げている。
不定期だが、昼と同じ料金でカレーが味わえる夜営業も行う。ラオス、ベトナム、フィリピンなど、アジア各国のビールも取り揃えているので、カレーをさかなに異国のビールを味わうのもいいだろう。不定休があるため、訪れる際は公式SNSで確認してほしい。