1. 創和堂
    画像提供:創和堂
  2. 創和堂
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創和堂

  • レストラン
  • 広尾
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タイムアウトレビュー

「創和堂」はすぐには見つけられないかもしれない。シンプルなコンクリート壁にマットな金属製の黒いドアという外観からは、その建物内でめくるめく食の世界が繰り広げられているなどとは想像もできないだろう。だがこの謎めいた扉こそ、東京で屈指の食体験への入り口なのだ。ただし、予約必須である。

店を率いる料理人の酒井英彰は、福岡県出身。九州料理をベースに、コンテンポラリーなアレンジを加えた料理が中心。メニューの種類が豊富で一皿の盛りは少なめなので、さまざまな季節の味わいが気軽に楽しめる。日本酒やワインのセレクトも幅広い。

注目の逸品は、甘辛いたれととろける卵黄で味わう「黒岩土鶏のつくね」(660円、以下全て税込み)。刺し身盛り合わせ(3,080円から)も外せない。一切れづつに、スダチや練り梅といった厳選の薬味が添えられている。

串で打った魚を炭火でじかに焼く「原始焼」を名物にしているだけあり、炭火焼きはバリエーションに富んでいる。「宮崎 尾崎牛炭火焼」(4,950円)や「やごろう豚の藁焼き」(2,200円)のほか、日替わりメニューも豊富だ。決めきれない人は、まんべんなく食べられるおまかせコース(1万1,000円)を注文しよう。自家製豆腐、刺し身、温物、名物「雲仙ハムカツ」、日替わりの炭火焼きといった内容である。

何を頼むにせよ、締めの土鍋飯(時期により異なる)を食べられるゆとりは残しておきたい。とろけるような豚バラとさっぱりしたミョウガのバランスが絶妙な一品など、時期ごとに内容が異なる。まだ物足りなければ、落ち着いたバーエリアで一杯飲もう。日本酒、焼酎、ナチュラルワインといったラインアップとなっている。

詳細

住所
東京都渋谷区広尾1-12-15 リバーサイドビル1階
Tokyo
アクセス
JR山手線・湘南新宿ライン・埼京線・東京メトロ日比谷線『恵比寿』駅 徒歩6分
営業時間
23時00分(L.O.22時)/定休日は日曜・不定休
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