長らく音響の仕事に携わっていた店主が営むカレー店。2012年にスタートした間借り時代から数えて、2022年で創業10周年を迎えた。だしをベースにサラッとした中にうまみを凝縮したカレーを提供するのが特徴だが、10年がたち、だしの取り方に変化が見られる。
これまでシイタケは入れていなかったが、店主いわく「別の方向からのうまみを加えたかった」と新たに追加してみたところ、深みがプラスされた。ほかにも、スタータースパイスにフェヌグリークも加え、改良がなされたという。
定番の「チキンカレー」(1,000円、以下全て税込み)や「キーマカレー」(1000円)に加えて、日替わりも用意。取材時には、「BBQマスタードビーフキーマ」(1,050円)と「豚肩ロースとスイートコーンのカレー」(1,050円)だった。迷ったなら、まずは「チキンカレー」を試してほしい。前述の特徴がしっかりと伝わるだろう。
同じく10周年を迎えた「ハマカレー」とともに合同でイベントなども開催。カレーだけでなく、クラブなどでの課外活動にも注目の一店だ。