1990年代のカフェブームをけん引し、今もなおカフェ愛好家から「カフェの聖地」と呼ばれる栃木県那須塩原の1998カフェショウゾウ(1988 CAFE SHOZO)。東京唯一の支店が北青山にある。テイクアウト販売がメインの7席ほどの小さなコーヒーショップだが、店内では本店と似た那須のゆったりとした空気感を味わうことができる。
ぜひ味わってほしいのは、名物の「スコーン」(ジャム·クリーム付き、450円。価格は税込み。以下同じ)。丸みを帯びた厚みのある形で、香ばしく甘みがある。夏は冷たい「カフェオレ」(S·480円)もぜひ試してみてほしい。専用の器具で8時間以上かけて抽出した水出しコーヒーで作られており、深みのあるコクと香りが楽しめる。