歌舞伎町で痺れるうまさを味わいたくなったら、この店しかない。営業時間中でも客席でまかないを食べているスタッフがいたりと鷹揚な雰囲気だが、人なつこい接客であれこれ世話を焼いてくれる。
トウガラシや花椒を多用する四川ならではの香味と辛さが際立った料理が豊富で、コリコリした食感がやみつきになりそうな「豚耳、鶏足の塩漬け唐辛子和え」や、塩蛋(シェンダン・アヒルの卵の塩漬け)で味付けした「塩卵と長芋の炒め」など、紹興酒のお供にぴったりの前菜をはじめ、海鮮、肉類などの一品料理もいろいろ。
定番の「担々麺」は汁なしの平打ち麺タイプで、容赦ない量の花椒が入るため口中がビリビリ痺れるものの、最後の〆に外せない。4〜5人で訪れ、シェアしながら楽しむのがいいだろう。3,000〜4,000円で満足のいく食事ができるはず。
関連記事
『新宿でしかできない101のこと』