水無瀬駅から徒歩2分のところにあるジビエ料理の専門店。シェフでありハンターでもある宮井一郎が、自身で狩猟したシカやイノシシ、カモなどをトスカーナ料理に仕立てて提供している。
自分でわなを仕掛け、獲物を仕留める宮井は、「命をいただく」というありがたさや責任を身をもって知っているからこそ「命」に対する思いが強い。獲物がわなにかかった後、長時間放置しないようにと宮井は毎朝必ず山を訪れる。そして、仕留めた後は血抜きや長抜き、ガス抜きを現場で施すのだそうだ。新鮮な状態で丁寧な処理を施すことで、驚くほどに臭みがなく柔らかいジビエが出来上がるのである。
同店では「その日一番の肉をベストな調理法で味わう」のがおすすめ。「若いイノシシ肉はこの料理がいい」「この料理は年老いたシカ肉がいい」といったように、その肉に適した料理を作ってもらうこともできるので、ぜひ会話を通してメニューを注文してみよう。
予算が決まっている場合や食べたいもののイメージがある人は、「5,000円くらいで作ってほしい」「がっつりステーキがいい」といったリクエスト方式でのオーダーも可能だ。