奥渋と呼ばれる神山町のグルメストリートでもひときわにぎわっているのが、巧みなスパイスが堪能できるビストロ料理店「ピニョン」だ。
旅好きのオーナーシェフ吉川倫平の料理は、ヨーロッパ、北アフリカ、南米を旅し、フランスのボルドーで働いた経験をもとに、地元の食材で再現したものだ。
新鮮なトマトとシーフードをトッピングした「ワカモレ」(1,700円)や「自家製メルゲース(羊のソーセージ)アリッサ添え」(2,200円)などを提供。新鮮さとスパイスの風味を生かした料理を口にすれば、この店が、2010年のオープン以来絶えず人気の理由が簡単に理解できるだろう。