三河島の小さな市場、通称「三河島コリアンマーケット」(正式名称は三河島朝鮮マーケット)の一番奥に位置する韓国食材店。戦後、現社長の髙明彦(コ・ミョンアン)氏の母親が、三河島に住む在日韓国人を相手に、路上で韓国食材を売り始めたのがきかっけに、1951年に創業。三河島の韓国コミュニティーの発端ともいわれている。
初代店主の秘伝の調合で漬ける白菜キムチやカクテキのほか、キャベツやミョウガ、ヤマイモのキムチなど、多彩なキムチに目移り必至。しっかり処理を施した牛タンやカルビなど生肉の質も高い。韓国の製麺所に依頼し、作ってもらっているという『オリジナル冷麺』(130円、スープ別)も見逃せない。